早速ですが、
わが愛しの息子についての数ある失敗談の中から、
印象的だったものについて書いていきたいと思います。
3人きょうだいで唯一の男の子だということもあり
(また、一番私に似ていたということでw)
生まれた時からべたべたと甘やかして育てた、息子。
周囲(元夫や親・親せき)からは
「甘やかしすぎだ!」とかなり言われ続け
自分の親には、「こんなに甘やかして育てたら、将来殺人者になる!」
とまで言われたくらいです(;^_^A
私的には甘やかすといっても、
周りに迷惑をかけることや、
命に危険が及ぶようなことに対しては、
しっかり注意をしてきたつもりです。
単に、私に対してわがままを言っても怒らなかっただけで、
やりたいことをやらせていたら、
周りから私が怒られてましたw
そんな息子ですが
小学校低学年の時、
私が支払いに使おうと思ってとっておいたお金を
封筒からこっそり抜いたことがありました。
お小遣いもきちんと上げていたし、
何があったんだろう、と考えた時。。。
思い当たるところが一つ。
「もしかして愛情不足!?」
・・・当時、私が一番忙しく働いていた時期だったのです。
彼は幼少のころから繊細な部分があったので、
直ぐに「さみしいんだな」と ピンときました。
その時に私がとった行動は・・・
封筒からお金が無くなった、
という事実は家族全員に話しましたが、
彼に対しては何も言わず、二人っきりの時に、
「ごめんね、さみしい思いをさせて。
ママ、仕事の量を減らして、●●(息子の名前)と一緒の時間を長くするから」
と抱きしめただけでした。
まだ小学校低学年だったので、
割と泣き虫だった息子はその時泣きながら、
「うん」とだけ答えました。
そのあと、少し経ってから
「ごめんなさい」
と言って、お金を返してくれました。
ただ単に、ママを困らせたかっただけのようで
お金は使っていませんでした。
それからは一度もお金を取ることが無くなり、
逆に、周りの友達にも優しくできる子になったようです。
小学校の高学年になった頃の話になりますが、
近所の方から、こんな話を聞かされ、
正直驚きました。
長期入院をしていた孫が
退院後学校に行っても友達ができず困っていたところ、
唯一声をかけてくれたのが●●(息子の名前)くんで、
何かあると、いつも声をかけてくれ、
そのおかげで孫が小学校に通えるようになって
喜んでいた。
と、お礼を言われ、
本当にうれしくなりました
・・・思うのですが、
甘やかすのが世間では悪ととらえられがちですが、
何がそんなにダメなのかな~って。
うちは3人ともに、あまり怒ったことがありません。
(あ、これは離婚後の話ですよw
離婚前はかなりイライラしていたこともあり、子供に当たって
何度も苦しい思いをしました)
子供たちとの生活になってからは、穏やかママになったので
3人口をそろえて言うのが
「ママが一番優しい」とのことです
※(注)学校の先生とかおじいちゃん、おばあちゃんに比べて、です。
それからの息子は
中学卒業まで特に問題もなく
手のかからない子だったのですが・・・
高校に入って半年くらい経ったころ、
今度は急に不登校気味になってしまったのでした。