今回は、息子の高校時代の話を
書かせていただきたいと思います。

この頃が一番、2人で一緒に悩んで、
一緒に頑張った時期だったと思います。









・・・高校に入って半年くらいたったころ、
朝になると、頭が痛い、おなかが痛い、
という回数が増えてきたのです。









元々あまり体が丈夫じゃなかったこともあり、
最初の頃は、私も単純に高校に入ったばかりで
疲れから、体調を崩したのかな?と思い、
何度か病院へ連れて行っていました。









病院では特に何も原因などは告げられず、
毎回、おなかの薬、頭痛薬を出されるだけでした。









私がもっと早く気づいていたらよかったのですが、
何度も通院して、かなり時間がたってから、
そこの医者に
「どこも悪いところはないですよ」
とちょっと切れ気味に言われ、

その時に、「あ!精神的なものだったんた」と気づきました。
(・・・その時思ったのは、なぜどこも悪くないのに、
医者は薬を出し続けていたんだろう?という
疑問でしたw)









そこからは、私自身がしっかりしなきゃ、と思い直し、
息子に、何か悩みがあるのか、
それとなく聞くことを繰り返しました。









思春期、ということもあったので、
あまり深くは聞きませんでしたが、
何日かに分けて、ポツポツと話す内容を総合すると、
自分の希望の科に入れなかったことで、
目標を見失っていたのが一つの原因だったようです。









それと。。。
担任の先生が頭が固すぎて
自分の意見を聞いてくれない、ということも
話してくれました。









何度か話をして、
私は本気で、「合わないんだったら、今の高校を辞めて、
自宅で高卒の資格を取って、自分のやりたいことをやったら?
」と
勧めてみました。









本人も悩んでいましたが、
さすがに辞める勇気がなかったようで、
その時は「考えてみる」と答えただけでした。









完全不登校とまではなりませんでしたが
何日か学校へ行ってまた休む、を
繰り返すという日が続き、
進級できるギリギリの出席日数で、
「このままでは就職も進学もできませんよ!」
と、何度も何度も親子で学校に呼び出され、
2人で先生から、注意を受けてきました。









その帰り道、2人で笑いながら「先生頭固すぎるよね」
(先生ごめんなさいw)
と話しながら帰ってきたものです。









「家でも、お母さんがちゃんと見張って、勉強の指導もするように!」
と、私もしっかり怒られて帰ってきましたが
私は今まで通り、息子のやりたい様に好きな事をやらせていました。









ただ一つだけ約束してもらったのが、
「このまま高校を続けるなら、ぎりぎりでもいいから単位を取って、
ちゃんと卒業するんだよ」
と言う事だけでした。









次回、少しずつ変化が見られた様子を綴っていきたいと思います。